60代になって「これからは趣味を楽しもう!」と思っても、なぜか長続きしない…。そんな方は、結構いらっしゃるもの・・・。
実は、趣味が続かない人には共通する“やってはいけない見つけ方”があります。焦って始めた趣味や、他人の意見に流された選択は、すぐに飽きや挫折につながります。
この記事では、60代がやりがちな趣味探しの落とし穴と、心から楽しめる趣味に出会うためのヒントを解説します。今からでも遅くありません。あなたの「これからの時間」を輝かせる趣味を見つけましょう。
定年後の時間を持て余して焦る|「とりあえず」で始める趣味
定年後、突然自由な時間が増えると「何かしなきゃ」と感じる方は多いものです。仕事中心だった日々が一変し、朝から晩まで予定がない日が続くと、落ち着かない気持ちになるのも自然なことですよね!ですが、この焦りは“次の一歩”を探すサインでもあるんですよ。つまり、ここで大事なのは「とりあえずやってみる」柔軟さです。
「とりあえず趣味」の良いところ
深く考えすぎず、軽い気持ちで始めた趣味が、意外にも長く続くことがあります。
📌 なぜなら、プレッシャーが少なく、気楽に楽しめるからです。
- 費用や準備が少なく始められる
- 途中でやめても罪悪感が少ない
- 思わぬ興味や仲間に出会える
たとえば、散歩コースを変えて写真を撮ってみる、近所の公民館の体験教室に参加してみるなど、軽やかな始め方ができます。
やってはいけない「とりあえず」
📌 一方で、「とりあえず」のつもりが、選び方を間違えると長続きしません。
やってしまいがちな例 | なぜ続かないのか |
---|---|
高額な道具を最初から買う | 負担やプレッシャーになる |
興味がないのに人に勧められて始める | モチベーションが湧かない |
体力や環境に合わない活動を選ぶ | 無理して疲れてしまう |
“軽やかさ”が失われると、せっかくの趣味も楽しめなくなるわけです。
小さく始めるコツ
- 初期投資は最小限に
- 週1回から試す
- やめたくなったら別のものへ
この「小さく始めて、小さくやめる」姿勢が、趣味探しを気楽にしてくれます。
ワンポイントアドバイス
「とりあえず始める」と決めたら、まず“3回だけ”試してみましょう。3回やって楽しいと感じれば続ければいいし、合わなければ次へ。そうすることで、定年後の時間はどんどん自分らしい色に染まっていきますよ。
こうすれば、「趣味を探すこと」そのものが楽しみに変わるはずです。焦らず、遊ぶように試してみましょうね。

流行りや周りの意見に流される|他人の評価を気にする趣味選び
テレビやSNSで「これが今人気!」と紹介されると、つい気になってしまうものです……。友人から「これ、すごく楽しいよ」と勧められれば、「じゃあ自分もやってみようかな」と思うのも自然なことですよね。
ですが、流行や他人の意見をそのまま受け入れて始めた趣味は、心から楽しめないことがあります。なぜなら、「自分がやりたい」よりも「人からどう見られるか」が優先されてしまうからです。
流されやすい趣味選びの例
- 話題の習い事に申し込んだが、数回で飽きた
- 高級カメラを勧められて買ったが、ほとんど使わない
- 周囲の評価が気になり、楽しむより上手く見せることに必死になる
こうしたパターンでは、趣味そのものの喜びが薄れてしまいます。
他人基準と自分基準の違い
基準 | 特徴 | 長続きのしやすさ |
---|---|---|
他人基準 | 評価や流行を重視 | 短期的になりやすい |
自分基準 | 興味や心地よさを重視 | 長く続けやすい |
つまり、趣味は「誰かに見せるため」より「自分が楽しむため」に選んだほうが、長く続けられるわけです。
自分基準で選ぶコツ
- 興味が湧く理由を自分に聞いてみる
- 1人でやっても楽しめるか想像する
- 費用や環境が無理なく続けられるか確認する
たとえ流行中のことでも、「自分に合っている」と感じれば立派な趣味になります。
ワンポイントアドバイス
友人やテレビで気になったことがあれば、まずは「お試し期間」を作りましょう。1〜2回だけ体験して、自分のワクワク度を確かめてから本格的に始めれば、無駄な出費や挫折を防げますよ。
人の意見や流行は、新しい世界を知るきっかけにはなります。でも最終的に決めるのは、あなた自身の心です。「なんとなく好きだな」と思えることから始めれば、自然と笑顔が増えていきますよ。肩の力を抜いて、自分だけの趣味を見つけてみましょうね。

若い頃の趣味を美化しすぎる|体力や環境の変化を無視した趣味
昔のアルバムや思い出話に花を咲かせていると、「あの頃みたいにもう一度やってみたいな」と感じること、ありませんか?
テニス、山登り、スキー、ダンス…。若い頃は軽やかにこなせた趣味も、年を重ねると少し事情が変わってきます。なぜなら、体力や生活環境、周囲の人間関係が当時とは違っているからです。
若い頃と今の違い
項目 | 若い頃 | |
---|---|---|
体力 | 無限に動ける感覚 | 無理をすると数日疲れが残る |
時間 | 部活・休日に集中して活動 | 家事や健康管理も優先 |
仲間 | 同じ趣味の友人が多い | 一緒にできる人が減っている |
こうして比べると、同じ趣味でも条件が変わっていることが分かります。つまり、当時と同じ感覚で始めると、予想外の負担になってしまうこともあるんです。
美化しすぎると起きやすいこと
- 以前の記録や成績を基準にしてしまい、満足できない
- 体力の低下を認めたくなくて、無理を重ねる
- 昔の仲間と同じペースでやろうとして疲れてしまう
これは決して「歳だから無理」という話ではありません。むしろ、工夫すれば今の自分に合う形で楽しめるようになります。
今の自分に合わせて楽しむコツ
- 強度を下げた形で再開する(例:登山なら低山やハイキングから)
- 道具や環境を見直す(軽量化やサポート機能付きアイテムを活用)
- 一緒に始める仲間を変える(同じペースの人と組む)
要するに、「昔の趣味を今の自分仕様にアレンジする」ことが、長く楽しむ秘訣なんです。
ワンポイントアドバイス
昔の趣味を再開するときは、“思い出はエッセンス、やり方は最新版”という気持ちで臨んでみましょう。当時のワクワク感はそのままに、無理なく続けられる形に変えることで、新しい魅力にも出会えるはずです。
思い出は心を温めてくれる宝物です。でも、それにしばられず、「今の自分」だからこそ見つかる楽しみ方もあります。昔の趣味を再び手に取るときは、体力や環境の変化を味方につけて、軽やかに一歩踏み出してみましょうね。
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費用や手間ばかりを気にする|完璧主義に陥る趣味探し
「やるからには、最初から完璧な道具や環境で始めたい!」
そんな気持ち、ありませんか?
でも、あれこれ調べすぎているうちに、結局始められなかった…という経験、意外と多いんです。
なぜなら、費用や準備に意識を向けすぎると、本来の「楽しむ」という目的が後回しになってしまうからです。
完璧主義の趣味探しで起こりやすいこと
- 高価な道具をそろえないと意味がない気がする
- 最適なスクールや先生を探すのに時間をかけすぎる
- 準備不足が不安で、結局先延ばしになる
- 情報収集だけで満足してしまう
こうして見ると、実は「始める前」にエネルギーを使い果たしてしまうケースが多いんですよね。
「慎重すぎるスタート」のデメリットとメリット
デメリット | メリット |
---|---|
行動が遅れる | 無駄な出費を避けられる |
準備段階で疲れてしまう | 情報を整理できる |
チャンスを逃す | 失敗を減らせる |
つまり、慎重であることは悪いことではありません。
ただし、そのバランスが崩れると、せっかくの興味や情熱が冷めてしまうことがあるんです。
気軽に始めるための工夫
- まずは小さく試す(レンタルや体験会を利用)
- 完璧な環境を目指さない(必要最低限からでOK)
- 予算の上限を決める(お金の心配を減らす)
- 一人で悩まず聞く(経験者のリアルな声を参考にする
この「試す→続けるか決める」の順番なら、費用も手間も抑えつつ、自分に合うかどうかを早く見極められます。
ワンポイントアドバイス
趣味は「完成品」から始めなくても大丈夫です。
むしろ、少しずつ揃えていく過程こそが楽しみになるものです。
完璧さより「まず一歩」を優先すれば、思いがけない出会いや発見も増えていくはずですよ。
費用や手間は、趣味を続けるうえで大事な要素です。
でも、それが足かせになってしまうのはもったいないこと。
小さなスタートでも、そこから広がっていく世界はきっと大きなものになります。
肩の力を抜いて、「試しにやってみる」から始めてみましょうね。


最初から上達を求めすぎる|「プロ級」を目指す高い目標設定
新しい趣味を始めるとき、「せっかくやるなら上手くなりたい!」と思うのは自然なことです。
ですが、その気持ちが強すぎると、楽しむよりも「上達しなければ」というプレッシャーが先に立ってしまうことがあります。
まるでゴールを一気に駆け抜けようとするように、最初からプロ級を目指してしまうんですね。
高すぎる目標で起こりやすいこと
- 練習が義務のように感じる
- 少しの失敗で落ち込みやすくなる
- 他人と自分を比べてしまう
「向いていない」と早々にあきらめてしまう
こうしてみると、せっかくのワクワクが、途中で疲れやすい状況に変わってしまうのも不思議ではありませんよね。
高い目標設定のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
成長のモチベーションになる | 続けるハードルが高くなる |
集中力が上がる | 小さな成果を感じにくい |
技術の吸収が早い | プレッシャーで楽しめない |
要するに、高い目標は悪くありません。
ただし、それを「最初から全力で達成しよう」とすると、持続しにくくなるのです。
もっと気楽に続けるための工夫
- 小さなゴールを設定する(まずは1曲弾ける、1枚描けるなど)
- 人と比べるより過去の自分と比べる
- 「楽しむ日」と「練習の日」を分ける
- 完成度より経験を優先する
こうすれば、気持ちに余裕ができ、続けやすくなります。
ワンポイントアドバイス
上達は「急ぐほど遅くなる」ことがあります。
なぜなら、焦りは視野を狭くし、本来の楽しさを見失わせるからです。
小さな達成感を積み重ねていくほうが、結果的にプロ級に近づく近道になるんですよ。


一人で完結する趣味ばかり選ぶ|人とのつながりを避ける趣味
「ひとりで楽しめる趣味」って、とても魅力的ですよね。
読書、編み物、園芸、日曜大工…。自分のペースでできて、誰にも気を使わず没頭できる時間は、心を落ち着かせてくれる大切なひとときです。
でも、もしその時間だけで日々が過ぎてしまうと、気づかないうちに人との距離が広がってしまうこともあるんです。
なぜ一人だけの趣味に偏りやすいのか
- 気を使わなくていいから楽
- 予定を合わせる必要がない
- 成果や進み具合を他人に見せる必要がない
- 自分の世界に没頭できる
これらは決して悪いことではありません。
ただ、「楽だから」という理由だけで続けていると、人と話す機会が減り、心の刺激が少なくなる場合もあるんですね。
一人趣味と交流趣味のバランス表
趣味のタイプ | メリット | 注意点 |
---|---|---|
一人で完結する趣味 | 集中できる・自分のペース | 刺激が減る・孤独感 |
人と関わる趣味 | 会話や発見が増える | 日程や人間関係に配慮が必要 |
どちらか片方に偏るより、両方をほどよく取り入れるのが心地よいんです。
無理なく交流を取り入れるアイデア
- 一人趣味を人と共有してみる(作品を見せる、話題にする)
- 同じ趣味のサークルや教室をのぞいてみる
- 季節やイベントに合わせて交流型の趣味も試す
- オンラインで同じ趣味の仲間とつながる
ほんの少しでも、誰かと笑い合う時間が増えると、日常に彩りが広がりますよ。
ワンポイントアドバイス
交流は「義務」ではなく「スパイス」と考えてみましょう。
メインは一人の趣味でも、月に一度だけ誰かと楽しむ機会を入れるだけで、生活の満足度はぐっと高まるはずです。
趣味は心を満たすためのもの。
だからこそ、一人時間と人との時間のバランスを意識することで、長く続けられるし、より豊かな日々になるんです。
「今日は静かに」「来週はみんなで」——そんなゆるやかな切り替えが、これからの趣味ライフをもっと楽しくしてくれますよ。
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昔の自分と比べてしまう|過去の栄光にとらわれる趣味
若い頃の自分を思い出すと、「あの頃はもっとできたのに」と感じる瞬間、ありませんか?
学生時代にスポーツで活躍したり、仕事で評価を受けたり…その輝きは、今も大切な思い出です。
でも、その眩しさが強すぎて、今の趣味を楽しむ足かせになってしまうこともあるんです。
なぜ昔の自分と比べてしまうのか
- 過去の成功体験が鮮明に残っている
- 「あの頃のレベル」を基準にしてしまう
- 周りからの評価を気にしてしまう
- 年齢による変化を受け入れづらい
こうして無意識のうちに、過去の基準で今の自分をジャッジしてしまうんですね。
でも、これって意外と多くの人がやってしまいがちなことなんですよ。
過去と今を比べることの影響
視点 | 良い影響 | 注意点 |
---|---|---|
過去を振り返る | モチベーションになる | 今の成果を認めにくくなる |
昔の記録を目標にする | 挑戦するきっかけになる | 無理をして続かなくなる |
比べ方次第でプラスにもマイナスにもなるということです。
だからこそ、「今の自分に合った基準」を持つことが大切なんです。
今を楽しむための工夫
- 過去は「励まし」として受け取る
- 体力や環境に合わせた目標を立てる
- 昔のやり方をそのまま再現しようとしない
- 新しい楽しみ方を探してみる
たとえば、以前は試合で勝つことが目的だったスポーツも、今は健康維持や仲間との交流に目的を変えるだけで、気持ちが軽くなりますよ。
ワンポイントアドバイス
過去は「比較対象」ではなく「物語」にしましょう。
物語なら、今の章もこれからの章も同じように大切にできます。
そう考えると、昔の自分も今の自分も、どちらも主人公なんです。
思い出は、あなたが歩んできた証。
だからこそ、それを誇りにしつつ、今のペースで趣味を楽しめばいいんです。
「過去は宝物、今は贈り物」——そんな気持ちで取り組めば、これからの趣味はもっと自由で、もっと自分らしいものになりますよ。


新しいことに挑戦しない|現状維持に固執する趣味の見つけ方
慣れた趣味や安心できるやり方は、心地いいものです。
でも、その心地よさが強くなりすぎると、新しいことに一歩踏み出すきっかけを逃してしまうことがあります。
つまり、「変化しない安心感」と「変化から得られる成長」のバランスが大切なんです。
なぜ新しい挑戦を避けてしまうのか
- 失敗したら恥ずかしいと感じる
- 新しいルールや道具を覚えるのが面倒
- 今の楽しさを壊したくない
- 年齢を理由に諦めてしまう
こうした理由は、とても自然なこと。
なぜなら、人は本能的に「安全」を選ぶ生き物だからです。
現状維持と挑戦のメリット・デメリット
選択 | メリット | デメリット |
---|---|---|
現状維持 | 安心感がある/習熟度が高い | マンネリ化しやすい/刺激が減る |
新しい挑戦 | 新鮮な発見がある/仲間が増える | 慣れるまでに時間や労力が必要 |
こうして見ると、どちらにも価値があります。
だからこそ、少しだけ新しい要素を混ぜることが、楽しく続けるコツになるんです。
新しい風を取り入れる工夫
- 今の趣味に1つだけ新しい道具や方法を加えてみる
- 興味はあるけど避けてきた分野を体験してみる
- 季節やイベントに合わせてテーマを変えてみる
- 習い事やサークルなど、他の人と交流できる場を探す
たとえば、写真が趣味なら、普段は風景中心でも「今日は人物だけを撮る」と決めるだけで、視点がガラッと変わりますよ。
ワンポイントアドバイス
新しい挑戦は、大きな一歩でなくてもOK。
「今の趣味+ちょっとの変化」で十分なんです。
小さな変化でも、続ければ大きな発見につながります。
結局、趣味は「楽しむこと」が一番の目的。
だから、今の心地よさを大事にしながらも、ほんの少しだけ未知の風を入れてみましょう。
その小さな風が、気づけば思いがけない景色へと運んでくれるはずです。


60代がやってはいけない「趣味の見つけ方」で よくあるQ&A
60代の趣味探しでつまずく人の多くは、「とりあえず始める」「昔の自分にこだわる」「人と比べる」といった共通点を持っています。これらは一見無害に見えて、モチベーションを奪い、やがてやめてしまう原因になります。
本当に長く続く趣味は、他人の評価ではなく、自分の心がワクワクするかどうかが基準です。また、年齢や体力の変化を受け入れ、無理なく続けられるスタイルを選ぶことが大切です。
趣味は人生のスパイスであり、心の栄養です。小さく始め、少しずつ深めていけば、定年後の時間は何倍も充実します。今日から一歩、新しいことに挑戦して、60代からの毎日をもっと楽しくしていきましょう。